クレプトマニア(窃盗癖)の支援に関する講演会に参加しました。

コラム

2017.02.02

◆当事務所では、クレプトマニア(窃盗癖)の方からのご相談を多数お受けしております。

 

◆クレプトマニア(窃盗癖)は、病気であり、ご本人の意志だけで克服することは困難です。ご本人の意志だけでは万引きをやめられない状態になってしまっているのですから、そのような悩みを抱えている方に、単に刑事罰を科すだけでは、再犯(再度の万引き)を防止することはできません。

 

◆再犯(再度の万引き)しない生活を取り戻すためには、専門家のもとでの治療が何より大切であると考えます。当事務所では、刑事弁護活動のなかで、クレプトマニア(窃盗癖)の方の治療を支援しています。

 

◆今回は、精神科医療機関として依存症者(クレプトマニアを含む)の支援を行っている、大森榎本クリニックの講演会【罪を犯した依存症者を支援する~クレプトマニア(窃盗症)への新たなアプローチ~】に参加しました。

クレプトマニア(窃盗癖)の問題に精通した弁護士・刑務所の法務教官・精神保健福祉士が、それぞれの立場から、この問題に関する支援の在り方・アプローチの方法に関するさまざまな提唱・議論を行いました。

 

(一例)

・弁護士より・・・医療関係者との連携の重要性、裁判所への説明・説得

・法務教官より・・・刑務所で実施されている「条件反射制御法」に関する解説

・精神保健福祉士より・・・治療の3本柱(①通院治療、②リプラスプリベンションモデル[再犯防止モデル]、③自助グループ[KA])に関する解説 など

 

治療の最前線に携わる専門家の方々の経験に基づくお話は、大変勉強になりました。

是非今後の弁護活動に活かしてまいりたいと思います。