窃盗・詐欺・建造物侵入事件の控訴審で,原判決を破棄し,6カ月の減刑がなされた事案

複数件の窃盗・詐欺・建造物侵入事件について,一審で懲役2年の実刑判決を受けた事案で,控訴審の弁護を担当しました。本件では,被害者が多数存在し,一審では,その大部分の弁償がなされていましたが,うち3件の弁償が未了(示談拒否など)の状況でした。受任後,弁償が未了であった3名の被害者の方々に対して再度示談の申し入れをし,粘り強く交渉した結果,2名の被害者の方には,被害弁償を受け入れていただくことができました。残り1名の被害者の方には,再度のお話の機会をいただくことができなかったため,被害弁償金の供託を行いました。その結果,裁判所は,「原判決後の弁償により,全ての弁償がなされたことが認められる。そうすると,・・・本件による財産的被害は全て回復したといえるのであるから,このことは,量刑上充分に考慮されるべきであり,これによれば,原判決の量刑は,現時点においては,刑期の点において重きに失するに至ったというべきである」として,一審の懲役2年が懲役1年6カ月に減刑されました。一審での検察官の求刑は懲役3年でしたので,求刑の50%に減刑されたことになります。

ご相談者様の謝罪の気持ちを伝えるために,必死で駆け回り,あきらめずに最後まで戦い抜いた結果,事実取り調べ請求はすべて採用され,大幅な減刑を得ることができました。



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弁護士法人 ルミナス