2023年10月28日、29日に宮崎県弁護士会で開催された法廷技術研修の講師を務めました。
今後裁判員裁判を担当する弁護士が受講生となり、模擬記録に基づいて弁護方針を考え、冒頭陳述、主尋問、反対尋問、弁論を実演し、それに対して講師が講評と改善案を示すというのを繰り返す研修です。
私は、冒頭陳述、主尋問、反対尋問、弁論の各パートの講評、冒頭陳述、反対尋問の講義を行いました。
受講生は熱心に受講し、十分に準備された実演を行っていました。
受講生の実演に対し即座に講評を行うためには、講師側に法廷技術のしっかりとした理解が必要です。講師を務めることで自らの技術を高めることにもなります。
教えることは学ぶことであるという言葉もありますが、講師をとして教えることで様々な学びを得ることもあります。
当然ながら、研修で学ぶことは実際の事件で実践するためのものです。
全国各地でこうした研修が今後も多く行われることで、弁護士全体のレベルも上がっていくはずです。
私もこれからも学び続け、技術を高めてより良い弁護活動を行っていきたいと思います。
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