2020年7月7日、8日に東京弁護士会で開催された法廷技術研修の講師を務めました。
今後、裁判員裁判を担当する弁護士が受講生となり、模擬記録に基づいて弁護方針を考え、冒頭陳述、主尋問、反対尋問、弁論を実演し、それに対して講師が講評と改善案を示すというのを繰り返す研修です。
私は、冒頭陳述、主尋問、反対尋問、弁論の各パートの講評、反対尋問の講義を行いました。
新型コロナウィルスの影響で本来の日程から延期になっており、感染防止対策を行った上での開催ではありましたが、受講生は熱心に受講し、十分に準備された実演を行っていました。
受講生の実演に対し即座に講評を行うためには、講師側に法廷技術のしっかりとした理解が必要です。教えることは学ぶことであるという言葉もありますが、講師をとして教えることで様々な学びを得ることもあります。
当然ながら、研修で学ぶことは実際の事件で実践するものです。
法廷技術のレベルは、実際の刑事事件の結果に直結します。
これからも当事務所は、それぞれ自らの技術を高めていくと共に、日本の刑事弁護技術の向上に寄与していきたいと思います。
弁護士法人ルミナス法律事務所埼玉事務所
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