令和6年6月22日、23日に実施された静岡県弁護士会主催の法廷技術研修の講師を担当しました。

 

この法廷技術研修は、2日間にわたって開催されました。裁判員裁判対象事件である強盗致傷事件を模擬記録として使用し、1日目はブレインストーミングという手法を用いてケースセオリーを作成し、冒頭陳述の講義と冒頭陳述の実演、主尋問の講義と主尋問の実演を行いました。2日目は、反対尋問の講義と反対尋問の実演、最終弁論の講義と最終弁論の実演を行いました。

私は、主尋問の講義と、最終弁論の講義を行いました。また、全てのパートの実演に対する改善提案を行ったほか、冒頭陳述の講師デモも行いました。

静岡県弁護士会に講師としてお呼びいただくのは3回目となります。静岡は、いわゆる袴田事件に代表される大きなえん罪事件が起きており、そこで熱心に活動される弁護士がたくさんいる地域です。そのような背景の中で、受講生は新人・若手弁護士の方々に止まらず、大ベテランの弁護士も参加されていました。ですが、皆さん等しく熱心に、かつ謙虚に受講をされており、とても充実した研修となりました。

 

今後も、当事務所は、このような形で日本の刑事司法の発展に寄与してまいりたいと思います。

 

 

弁護士法人ルミナス法律事務所横浜事務所

弁護士 中原 潤一

 

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