平成29年3月18日に東京の弁護士会館で実施された、日本弁護士連合会と日本司法精神医学会との協議会に出席をしました。

 

当該協議会では、責任能力が問題となった裁判員裁判の状況報告がなされたほか、平成28年12月20日に千葉地方裁判所で言い渡された無罪判決について、担当弁護人と鑑定医からの報告があり、それをベースに弁護士会と精神科医がディスカッションをするということが行われました。

 

責任能力については法律以外の精神科についての知識が要求される分野であり、弁護人が的確に責任能力の有無を判断できないと、本来無罪としなければならない事件が有罪になってしまうことは十分ありうる分野です。これも一種の冤罪というべきでしょう。

 

当事務所では、これからも継続的に責任能力についての研鑽を積み、本来無罪としなければならない事件を確実に無罪にするような弁護活動を実践していきたいと考えております。

 

弁護士法人ルミナス法律事務所横浜事務所

弁護士 中原潤一

 

刑事事件・少年事件を専門的に扱う
弁護士法人ルミナス法律事務所
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