令和元年8月7日・8日・9日に開催された、日本弁護士連合会主催の法廷技術研修の講師を務めました。

 

この研修は、毎年、年に一回~二回日弁連が開催している法廷技術を学ぶ研修で、全国から弁護士が60名程度集まり、3日間にわたって法廷技術の指導を受けます。毎年恒例の行事で、私は4年連続で講師として参加させていただいています。

今年は、反対尋問の講義を担当しました。反対尋問は、テレビドラマのように簡単には行きません。テレビドラマの弁護士みたいに「こうなんじゃないですか!」と結論を聞いて「そうです!ごめんなさい!」なんて言う証人は絶対に存在しません。しかし、適切な技術さえ身につけていれば、効果的な反対尋問を行うことができ、無罪判決を獲得することができます。私の講義とその後の実演で、受講された弁護士の反対尋問の技術が上がり、その結果それぞれの弁護士が自分の依頼者を助けることができれば、それほど嬉しいことはありません。

今後も、このような形で、日本の刑事司法・刑事弁護技術の向上のお役に立てればと考えております。

 

弁護士法人ルミナス法律事務所横浜事務所

弁護士 中原潤一

 

刑事事件・少年事件を専門的に扱う
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