当事務所の神林美樹弁護士、大橋いく乃弁護士が所属する第一東京弁護士会は、大正12年に創立され、令和5年に100周年を迎えます。

 

このたび、第一東京弁護士会100周年記念事業の企画として、犯罪被害者に関する委員会と刑事弁護委員会の合同研修会が実現する運びとなり、令和4年10月28日(金)、神林美樹弁護士が、刑事弁護委員会委員・パネリストとして参加いたしました。

 

本研修会では、示談交渉や被害者参加など、刑事弁護人の活動と被害者代理人の活動が交錯する場面において、刑事弁護人・被害者代理人がそれぞれどのような意図でどのような活動をしているのかを知ること等を目的とし、2時間にわたり、パネルディスカッション形式で徹底討論を行いました。

 

刑事弁護に関する弁護士会の研修として、これまでにも、裁判官、検察官を講師に招いて、裁判官からみた弁護人の弁護活動、検察官からみた弁護人の弁護活動について意見を伺う機会はありましたが、刑事弁護人と被害者代理人との合同研修会は、おそらく当会としても初の試みであり、非常に画期的な企画であったと思います。

 

2時間の研修を通じて徹底討論するという挑戦でしたが、議論が盛り上がり、充実した意見交換を行うことができました。

 

長期間にわたり、本研修会の企画、準備、運営に携わっていただきました先生方、事務局の皆様に心より御礼申し上げます。

 

 

弁護士法人ルミナス法律事務所

弁護士　神林美樹