目次
1.示談が成立し、不起訴処分となった事案 |
2.少年事件|審判不開始となった事案 |
3.執行猶予判決を獲得した事案 |
示談が成立し、不起訴処分となった事案
邸宅侵入|勾留請求が却下されて早期の釈放がかない、不起訴処分を獲得した事例
事案の概要
窓から中をのぞく目的で、家屋の敷地内に入ってしまったという事案でした。
警察から、ご本人が逮捕されたとの連絡を受けたご家族からご相談を受け、ご依頼いただきました。
ご本人には、類似の罰金前科がありました。
弁護活動の内容
釈放に向けた活動
逮捕当日にご依頼を受けることができました。
事案の内容、ご本人の主張を確認するため、ご依頼をいただいてすぐ接見に伺いました。
ご本人に事案の内容や今後に関するご意向を聴取し、釈放のための手続きに着手しました。
ご家族等と連絡を取り合い、釈放後の環境を整えました。
裁判官に対し、在宅捜査に切り替えても問題のない環境が整ったことを示す資料を提出し、釈放するよう強く求めました。
その結果、裁判官は検察官のした勾留請求を却下し、ご本人は釈放されました。
示談交渉
ご依頼を受けてすぐ、検察官を介し、その家にお住まいであった実質的な被害者の方へ示談の申し入れをしました。
被害者の方は、また同じ行為があるのではないかと、様々な点でご不安を抱えていらっしゃいました。
そこで、そのご不安を少しでも和らげるため、ご不安に思われていることを丁寧に聴取し、誠心誠意対応しました。
結果として、示談が成立しました。
クリニックへの通院
ご本人は、同様の行為を繰り返してしまっている部分がありました。
そこで、専門のクリニックを受診したところ、本件に影響を及ぼす精神障害を有していることが分かりました。
そこで、通院を継続し、同様の行為に至らないような環境を作りました。
検察官への処分交渉
ご本人には、類似の罰金前科がありました。
そのため、検察官は当初、処分について、公判請求(起訴)を含む厳しい意見をもっていました。
しかし、示談が成立していること、本件にはご本人が有する精神障害が影響していること、クリニックへの通院を継続していることを主張し、不起訴処分が妥当である旨の処分交渉を行いました。
弁護活動の結果
結果として、ご本人は不起訴処分となりました。
逮捕当日という早期の段階でご相談をお受けすることができたため、釈放のための環境調整にすぐ着手することができ、早期釈放を叶えられました。
また、釈放されていたからこそ、専門のクリニックを受診し、精神障害を有していることも分かり、精神障害の影響も含んだ処分交渉をすることができました。
早期にご相談いただくことで、最終的な処分との関係でも、望ましい結果を得られる可能性が高まります。
是非、早期にご相談ください。
住居侵入罪|示談が成立し、不起訴処分となった事案
酩酊した状態で、他人の住居に立ち入ってしまったという事案。
住居侵入罪で逮捕され、釈放された後に、ご本人様とご家族よりご依頼を受けました。
ご本人様は事実関係をすべて認めており、謝罪と被害弁償を希望されていました。誠意をもって被害者の方と交渉をした結果、ご本人様による直接の謝罪の機会もいただくことができ、その謝意を受け入れていただくことができました。その結果、円満に示談が成立し、ご本人様は不起訴処分となりました。
少年事件|審判不開始となった事案
少年事件・住居侵入罪+窃盗罪|勾留請求されず、審判不開始となった事案
事案の概要
息子さんが住居侵入と窃盗で逮捕されてしまったというご両親からご依頼をいただきました。
万引きをしてしまい、それが発覚したために他の家の敷地内に逃げてしまったことが、住居侵入とされてしまったようでした。
弁護活動の内容
ご依頼を受けて、すぐにお子さんに会いに行きました。
ご本人は、自分のしてしまったことをとても後悔し、反省をしていました。
20歳未満の子どもでも、捜査段階は大人と同じように最大20日間勾留されてしまう可能性があります。
大学受験も近い時期だったので、勾留をさせないことが第一の目標でした。
ご本人の現在の状況や、ご両親の監督が十分に実効的であることを検察官に丁寧にお伝えしたところ、検察官は勾留請求をすることなくご本人を釈放しました。
その後、家庭裁判所に送致された後、ご本人の反省状況や現在の生活状況などを丁寧に明らかにして、少年審判を開くべきではないと家庭裁判所に意見書を提出しました。
弁護活動の結果
その結果、家庭裁判所は審判不開始決定をし、少年審判を受けることなく事件は終結しました。
執行猶予判決を獲得した事案
住居侵入罪+窃盗罪|6件立件されるも、執行猶予となった事案
事案の概要
家に入って金目のものを盗むという住居侵入・窃盗行為を数百件、繰り返してしまっていたという事案でした。ご本人は外国籍の方でした。当初は別の弁護士がついていましたが、途中でご家族よりご相談をいただき、切替えの手続きを行いました。
ご本人はとても反省しておられ、被害者の方々にお詫びしたいと仰っていました。
件数が多かったことから、実刑判決も予想されました。
弁護活動の内容
接見
- 取り調べ対応のアドバイス
ご依頼を受けた時点で、まだ余罪に関する捜査が進んでいました。
そこで、取調べの対応に関して、ご本人にアドバイスし、実践してもらいました。
これにより、数百件あったうちの、6件のみが立件されることとなりました。
- 通訳人の先生との連携
外国籍の方で、日本語も流暢ではなかったため、通訳人の先生と連携をとっての接見となりました。
通訳人の先生を通じて、事実関係やご本人のお気持ちを取り違えのないように、丁寧に聴取しました。また、ご本人は、異国での刑事手続きに非常にご不安が強い様子でした。そこで、通常以上に、刑事手続きの流れや見通しなどについて分かりやすく説明するよう心掛けました。
示談
ご本人の謝罪の気持ちをお伝えすべく、被害者の方々に、謝罪とできる限りの被害弁償をしました。
被害者の方々のお怒りはいずれも強いものでした。しかし、ご本人の謝罪と反省のお気持ちを真摯にお伝えした結果、6件中5件の被害者の方と示談が成立しました。
弁護活動の結果
上記のような活動を、裁判官にしっかりと伝えました。その結果、執行猶予判決となりました。
いまは、母国に帰って、ご家族と生活されています。
家族皆での生活を取り戻すことができ、本当によかったです。
刑事事件・少年事件を専門的に扱う
弁護士法人ルミナス法律事務所
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