目次

1.早期釈放を実現した事案
2.示談が成立し、不起訴処分となった事案
3.無罪判決を獲得した事案

 

 

早期釈放を実現した事案

迷惑防止条例違反(痴漢)|勾留請求されず、釈放された事案

電車内での痴漢事件で現行犯逮捕され、ご家族の方より、ご依頼をいただきました。ご本人様は同種前歴のある方でしたが、勾留の要件を満たさないこと、勾留の必要がないことを具体的に主張・立証し、検察官に対して勾留請求しないよう求める意見書を提出するなどして交渉した結果、翌日、勾留請求されずに釈放されました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|勾留請求されず、釈放された事案

ご家族より「息子が痴漢事件で逮捕されてしまった」というご相談を受け、受任しました。

最初に電話を受けたのが、午後9時頃でした。そこからすぐに、弁護士がご本人のいる警察署に駆け付けて接見し、事実関係を詳細に聴き取りをしたうえで、今後の刑事手続の流れと取り調べに対する対応方法をアドバイスし、釈放に向けた書類等をその場で作成しました。その後、ご家族に状況を報告したうえで、釈放に向けた意見書を作成し、翌朝、検察官に意見書を提出したうえで釈放交渉を行ったところ、弁護人の意見が認められ、ご本人は勾留請求されることなく、その日のうちに釈放されました。「受任後24時間以内」という早い段階で、ご本人の釈放を実現することができました。

 

 

冤罪弁護・痴漢|逮捕からの早期釈放を実現、不起訴処分となった事案

事案の概要

女性のお尻を触ったとして、痴漢の容疑で逮捕された事件。ご本人は、痴漢行為はしていないとして一貫して容疑を否認していました。

逮捕直後に、ご家族から相談を受けて、直ちに、釈放に向けた活動と冤罪弁護活動を行いました。

 

 

弁護活動の内容

釈放に向けた活動

ご本人は「痴漢行為は一切していない」として無実を訴えていましたが、警察はご本人を逮捕し、検察官は勾留請求を行いました。

ご家族からの相談を受けて、すぐに接見し、状況確認と取調べに対するアドバイスをしたうえで、釈放を求めるための書類を作成しました。

ご家族の身元引受書も作成したうえで、裁判官に対し、検察官の勾留請求を却下してご本人を釈放するよう求める旨の意見書を提出し、かつ、裁判官と直接面談して釈放交渉を行いました。

 

冤罪弁護活動

逮捕から釈放までの間、連日続く取調べの中で、ご本人の認識や事実と異なる不利な供述調書を作成されてしまうことがないように、取調べの対応方法をアドバイスしました。

釈放後は、取調べに同行して、ご本人が不安なときや判断に迷ったときには直ぐに弁護士に相談できる体制を整え、実際にご本人の相談を受けながら取調べに対応しました。

 

また、実際に現場へ足を運び、当時の状況を再現するなどして、被疑事実(かけられた嫌疑)の不自然さを裏付ける証拠を集めたり、当日のご本人の行動について、ご本人の供述を具体的に裏付ける証拠の収集を行いました。

 

さらに、慎重な弁護戦略の下に、検察官と協議・交渉を行いました。

 

 

弁護活動の結果

裁判官は、検察官の勾留請求を却下し、ご本人は無事に釈放されました(逮捕の2日後に釈放)。

上記のような冤罪弁護活動を尽くした結果、検察官は、本件を不起訴処分としました。

 

 

示談が成立し、不起訴処分となった事案

迷惑防止条例違反(痴漢)│示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

通勤電車内で面識のない女性の体を触ってしまったという、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件でした。

いわゆる痴漢の事件です。

 

 

弁護活動の内容

依頼者は、事件を起こしてしまったことを認めていたので、謝罪と示談をすることになりました。

このような痴漢事件などの事件では、捜査機関は直接被疑者と被害者を合わせることは適切ではないと判断することが通常です。また、被害者側も、直接被疑者と連絡を取ることを拒みます。

そのため、示談交渉は、弁護人が交渉にあたることになります。

 

 

弁護活動の結果

被害者及び被害者家族の被害感情は強く、初めは、弁護人とも会うことは控えたいとの意向がありました。

しかし、時間をおいて粘り強く交渉に当たったところ、被害者側の感情にも変化が生じ、交渉をすることができました。

その後、被害者の方と示談が成立し、依頼者は不起訴になりました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|事件から1か月以内に、不送致処分を獲得した事案

事案の概要

酒に酔って、見ず知らずの女性2名の方にわいせつな行為をしてしまったという事案でした。

事件の4日後にご相談いただき、ご依頼を受けました。

ご本人は、非常に反省しており、被害者の方々へ謝罪をさせていただきたいというご希望でした。

 

 

弁護活動の内容

示談交渉

ご依頼を受け、すぐに担当刑事に対し、被害者の方々に謝罪と被害弁償をさせていただきたい旨申し入れをしました。

被害者の方々は、当初、このような申し出に対し、ご不安をお持ちのようでした。

そこで、出来る限り被害者の方々のご不安を軽減できるよう、お会いする場所に工夫をしたり、女性弁護士が対応したりするなどして、お話させていただくことの了承を得ました。

そして、ご本人の謝罪と反省のお気持ちを誠心誠意お伝えした結果、ご本人を「許し、刑事処罰を求めない」旨の示談が成立しました。

 

警察との処分交渉

刑事手続きは、ご本人にとって、精神的に非常に負担が大きいものです。

そこで、警察官に対し、上記内容の示談が成立したことを報告し、なるべく早期に刑事手続きを終了させるべく、交渉しました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、警察は、事件を検察官に送致しない「不送致」の処分をとることに決めました。

ご依頼から約20日間という非常に短期間での事件終結となりました。

ご本人の精神的なご負担を最小限に留めることができ、本当によかったです。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|早期に示談が成立し、検察官に送致されなかった事案

事案の概要

電車の中で女性に対して痴漢をしてしまったとされる事案でした。

警察から事情は聞かれたようですが、逮捕はされずにその日は家に帰ることができたということでした。

 

 

弁護活動の内容

一度警察の事情聴取を受けた段階で、ご依頼を受けました。

ご本人様は事実関係を認め、被害女性への謝罪と被害弁償を希望されておりましたので、弁護士より謝罪のお気持ちをお伝えし、誠意をもってお話しをしました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、早期に示談が成立しました。そして、警察官に対し、被害女性との交渉経緯を説明し示談書を提出したところ、それ以上は捜査することは無いとの判断が下り、検察官に送致されることなく事件は解決しました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|同種前科があったものの、示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

同種前歴のある方の痴漢事件(いわゆる迷惑防止条例違反)で、逮捕・勾留はされなかった方から、被害者の女性(未成年)とご家族に謝罪し、示談をしたいというご依頼をいただきました。

 

 

弁護活動の内容

被害者の女性のショックはとても大きく、ご家族お怒りは非常に強い状況でしたが、弁護士が、ご本人様の謝罪の気持ちを丁寧にお伝えした結果、謝罪を受け入れていただくことができ、示談が成立しました。

また、ご本人様は、同種事件を繰返してしまったことを深く反省し、性的な悩み・問題ときちんと向き合いたいという気持ちを強く持たれており、専門医のカウンセリングを受けるなどして、性依存症の治療にも取り組まれていました。弁護人も、ご本人様の取組みを支援し、その治療状況について検察官に書面で報告をしました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、被害者の方と示談が成立した事実とご本人が真摯に反省していることが認められ、不起訴処分となりました。

このケースでは、ご本人に同種前歴があったことから、示談ができなければ罰金刑や裁判になることもあり得ました。

それでも不起訴を勝ち取れたのは、ご本人が真摯に反省し、すぐに弁護人を選任して謝罪及び示談交渉ができたからだと思います。

痴漢の事件で逮捕・勾留されなかったとしても、すぐに弁護人を選任して謝罪の気持ちをお伝えし、示談交渉をすることが重要です。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

電車内で女性に痴漢行為をしてしまったとされる迷惑行為防止条例違反の事件でした。

痴漢として現行犯逮捕され、勾留されることなく釈放された後、ご本人様からご依頼をいただきました。

ご本人様は自分のした行為を後悔しており、被害女性に謝罪と被害弁償をしたいとのご相談でした。

 

 

弁護活動の内容

ご依頼をいただいて、すぐに担当検察官に連絡を取り、被害女性に対する示談の申入れをしました。

連絡先を教えていただいて連絡をしてみると、被害女性は事件後も大きなご不安を抱えていらっしゃいました。

被害女性のご不安なお気持ちを少しでも軽減できるよう、誠意をもって丁寧な弁護活動を行いました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、謝罪を受け入れていただくことができ、示談が成立し、不起訴処分となりました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|弁護人を変えて示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

同種前科のある方の痴漢事件で、被害者の女性に謝罪をし、示談をしたいというご依頼をいただきました。

前任の弁護人から被害者の女性に連絡したところ、示談は断られたという経緯がありました。

セカンドオピニオンとして、弁護士を変えたいということでご相談に見て、そのままご依頼をいただきました。

 

 

弁護活動の内容

ご依頼をいただいて、すぐに検察官に連絡先をお聞きし、被害女性に謝罪と被害弁償の申入れをいたしました。

被害者の女性は、当初は示談に消極的なお気持ちでした。しかし、女性弁護士が、被害者の女性のお気持ちを丁寧にお伺いしたうえで、ご心情に配慮しながら、誠意をもって弁護活動を行った結果、最終的には謝罪を受け入れていただくことができ、示談が成立しました。

また、示談交渉にとどまらず、再犯防止に向けた具体的な取り組みを行いました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、その活動が検察官に評価され、反省が認められて、不起訴処分となりました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|早期に示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

電車内での女性に対する痴漢事件について、被害者の女性に対する謝罪と示談交渉のご依頼を受けました。

ご本人は、迷惑行為防止条例違反(痴漢)で逮捕・勾留はされませんでしたが、ご自分の行為を後悔されていました。

そこで、弁護士に依頼をし、被害女性に謝罪と被害弁償の申し出をさせていただきたいというご希望をお持ちでした。

 

 

弁護活動の内容

ご依頼いただいたときには、すでに検察官にいわゆる書類送検された後でした。

ご依頼をいただいてすぐに検察官に示談の申し出をしました。そして、許可を得たうえで被害女性の連絡先を教えていただきました。

被害者の女性のお怒りは非常に強い状況でしたが、ご本人様の謝罪の意思と再犯防止に向けた具体的な取り組みについて丁寧にご説明しました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、ご依頼いただいてから約1週間で示談が成立し、不起訴処分となりました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|早期に示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

迷惑防止条例違反(痴漢)で逮捕されてしまったという事件でした。

ご依頼者は、勾留されることなく釈放され、当事務所にご依頼されました。

心から反省されており、被害者の方に謝罪と被害弁償をしたい、女性である被害者の気持ちがわかる女性弁護士にお願いしたいということでした。

 

 

弁護活動の内容

ご依頼いただいてすぐに検察官に連絡をし、被害女性の連絡先を、被害女性の許可をいただいて教えていただきました。

被害者の女性のご不安を軽減できるよう、直ちに女性弁護士よりご連絡し、丁寧にお話をした結果、初回のお電話にて示談が成立いたしました。

 

 

弁護活動の結果

謝罪を受け入れていただくことができた結果、ご依頼者様はその後一度も取調べに呼ばれることなく、不起訴処分となりました。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

電車内で痴漢をしてしまったという方からご相談を受けました。

ご相談いただいた際には、すでに検察庁に送致された後でした。

ご本人はどう被害者の方に謝罪してよいのかわからなかったようです、検察官から弁護人を付けるということを聞き、謝罪と被害弁償をしたいということでご依頼を頂きました。

 

 

弁護活動の内容

ご依頼を受けて、すぐに検察官に被害者の方への取次ぎをお願いしました。

被害者の方やその周囲の方々は今回の被害にお怒りでしたが,誠実に交渉した結果、最終的にはご依頼者を許すという条項も入った示談が成立しました。

 

 

弁護活動の結果

その結果、ご依頼者は不起訴処分となりました。

痴漢などの被害者がいらっしゃる犯罪では、被害者への謝罪の申し出が遅くなればなるほど、お怒りが増幅し、示談を成立させることが難しくなります。被害者の方へ謝罪したいというお気持ちをお持ちの方は、すぐに弁護士にご相談ください。

 

 

迷惑防止条例違反(痴漢)|示談が成立し、不起訴処分となった事案

事案の概要

被害者の女性の胸などを触ったという、迷惑防止条例違反(痴漢)の事案です。

ご本人は、被害者の女性に謝罪したいという気持ちを強く持っていました。

 

 

弁護活動の内容

被害者の女性への謝罪のお手紙を作成し、弁護人を通じて、お渡ししました。

そのうえで、被害者の女性のお気持ちに配慮しながら示談交渉を行いました。示談交渉の中では、被害者の女性が不安に感じていることを丁寧に聴き取りました。そして、その不安が残らないようにするためにご本人が守るべき約束事項を明確にすることで、話合いによる解決を目指しました。

 

 

弁護活動の結果

示談の成立

丁寧にお話を尽くした結果、ご本人の真摯な謝罪の気持ちが伝わり、「ご本人を許し、刑事処罰を求めない」という内容の示談が成立しました。

 

不起訴処分

上記のような内容の示談が成立したこと、ご本人の真摯な反省・再犯防止に向けた取り組みが評価された結果、不起訴処分となりました。

 

 

無罪判決を獲得した事案

冤罪弁護・強制わいせつ罪|痴漢冤罪で無罪判決を獲得した事案

事案の概要

電車内で痴漢をしたという疑いをかけられた典型的な痴漢冤罪の事件でした。

一度処分保留で釈放されたものの、起訴されてしまったとのことで、刑事裁判の段階からご依頼をいただきました。

 

 

弁護活動の内容

一貫したケースセオリーに従い、被害者とされている方が犯人を取り違えてしまった可能性を反対尋問で浮き彫りにし、ご依頼者の主尋問では、ビジュアルエイド(視覚資料)を利用するなどして、ご依頼者が犯人ではありえないことを明らかにしました。もちろん、事件があったとされる時間帯に同じ系統の電車に乗ったり、写真撮影をするなどして、現場検証も徹底して行いました。

そして、それらの活動を前提に最終弁論において、ご本人様が犯人ではなく、第三者の犯行可能性があることを論証しました。

 

 

弁護活動の結果

第一審の東京地方裁判所で、弁護側の主張が全面的に受け入れられた形での無罪判決となりました。

なお、この事件は検察官が控訴を申し立てましたが、東京高裁において検察官の控訴は棄却され、ご依頼者の無罪が確定しております。

冤罪事件で無罪判決を勝ち取るためには、どの法律事務所にどの弁護士に相談をするかという点で、得られる結論は全く違うものになってしまいます。刑事事件の冤罪事件で無罪判決を獲得するためには、レベルの高い法廷技術や無罪判決の獲得経験が不可欠と言えるでしょう。ご依頼者が無罪判決の獲得経験が豊富な事務所に相談いただき、そして最良の結果を勝ち取れたことを本当に良かったと思います。

あらぬ疑いをかけられたご本人様とご家族の皆様のご不安は、言葉にできないほど大変なものであったと思います。刑事弁護人として、ご本人様とご家族の皆様を護るため、今後も全力で弁護活動に邁進いたします。

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