令和3年11月19日に大分県弁護士会でオンライン開催(Zoom)された、発展型研修「責任能力が問題となる事件の弁護活動」の講師を務めました。

日弁連責任能力プロジェクトチームの森岡かおり弁護士、伊藤荘二郎弁護士と共に、3名で研修を実施いたしました。

 

大分県弁護士会の多くの弁護士の先生方、司法修習生の方にご参加いただきました。

3時間という長丁場ではありましたが、第1部の基礎講義、第2部の裁判例検討、そしてディスカッションと、密度の濃いプログラム構成で、充実した研修になったと思います。私自身、本研修を通じて、難解な責任能力概念と弁護活動のあり方に関して、改めて理解を深めることができました。

 

ディスカッションでは、ご本人が精神障害を抱えている場合に、単に刑務所に入れるだけでは問題の根本が解決しないということを、どのように裁判員の方々に理解していただけるかというテーマについて議論しました。精神障害を有している方はまた事件を起こすのではないか、刑を重くした方が良いのではないかというような誤った受け取られ方、素朴な市民感情があり得るということを想定した上で、弁護人がどのように説明していくことが必要なのかを考えるということは、非常に重要なテーマであり、弁護士間で議論を尽くしていく必要があることを改めて実感いたしました。

 

最後に、準備から運営まで長期間にわたりご対応いただきました先生方、事務局の皆様に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

今後も、刑事弁護を担う一人の弁護士として、一人一人の依頼者を護るために、日々研鑽を積んでまいります。

 

 

弁護士法人ルミナス東京事務所

弁護士 神林 美樹



刑事事件・少年事件の法律事務所
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