性依存症

性依存症とは

特定の性犯罪(痴漢やわいせつ行為、盗撮、路上での露出行為、強姦など)を繰り返してしまう方は、性依存症(国際疾病分類:ICD-10では「性嗜好の障害」と定義されています)という病気の可能性があります。

 

性依存症とは、わかりやすくいうと、「性的問題行動によって、社会的・経済的な損失が生じるにもかかわらず、それをやめられない状態」すなわち「性的問題行動を自分の意思でコントロールすることができない状態」をいいます。性依存症の方は、性的問題行動に対するコントロール障害を生じていますので、ご自身の意思だけで、性的問題行動をやめること、性犯罪の再犯を防止することは非常に困難です。

 

 

性依存症の方への更生支援

「やめなければ、やめなければと思いながら、性犯罪を繰り返してしまった」

そんな切実なお悩み、ご相談をたくさんお受けしてまいりました。

 

性依存症の悩みを抱えている方が、二度と性犯罪を起こさない、本来の生活に戻るためには、単に刑罰を科すだけでは十分ではありません。刑罰を科しても、失われている、性的問題行動への自己コントロールが回復するわけではありません。性依存症の問題を克服し、二度と再犯しない生活を取り戻すためには、性依存症治療の専門家のもとで、適切な治療を受けて、問題の抜本的な解決を図ることが重要であると考えます。

 

当事務所では、性依存症の方への更生支援の一環として、専門的な医療機関や自助団体へご紹介し、病気を克服するための環境整備のお手伝いをさせていただいております。刑事手続においては、そのような具体的な取り組みや治療の経過を、検察官や裁判所に報告し、有利な刑事処分を求める活動を行います。裁判になった場合には、治療を担当した専門家に、性犯罪の再犯防止における治療の意義、現在の治療状況、今後の治療計画等について証言していただくケースもあります。

 

性的な悩みを相談することは、勇気が必要なことだと思います。

いまこの瞬間も、きっと葛藤があると思います。

ですが、傷つけてしまった被害者がいるのであれば、ご自身の過ち・問題から逃げずに、しっかりと向き合うことが必要です。そして、きちんと治療を受けて、性依存症の問題を克服し、二度と繰り返さないことが何よりも大切です。

 

勇気をもって、更生への一歩を踏み出す方を、全力でサポートします。

おひとりで悩まず、安心してご相談ください。

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