平成31年2月23日、24日に静岡県弁護士会沼津支部で開催された法廷技術研修で、講師を務めました。

 

この研修は、強盗致傷事件(裁判員裁判)を題材に、冒頭陳述、主尋問、反対尋問、弁論の講義をし、その場でしていただいた実演に対して講評をするという研修です。

今回は、上記の4パートのすべての講評のほかに、ブレインストーミングのセッションと検察官の模擬論告を担当しました。

ブレインストーミングでは、我々刑事事件の被告人側の弁護士の目から見て、被告人に有利な事実や不利な事実をピックアップし、それらを総合して我々が勝つべき理由、つまり被告人は無罪であるべき理由を構築することを特に意識していただきました。今回は強盗致傷罪の共謀を否認し、無罪であると被告人が主張しているケースでしたので、我々の依頼者が勝つべき理由、なぜ無罪にすべきであるのかという論拠を一緒に考えることになりました。

この研修に参加された静岡県弁護士会の弁護士の先生方は、非常に熱心で、今後の静岡県弁護士会の刑事弁護活動は素晴らしいものになるだろうなと確信した一方で、私もまた皆様に負けないように頑張っていかなければならないなと思いました。

 

今後も、当事務所はこのような形で刑事事件を担当する弁護士の方々を支援し、日本の刑事司法の向上に寄与していきたいと考えております。

 

弁護士法人ルミナス法律事務所横浜事務所

弁護士 中原潤一

 

刑事事件・少年事件を専門的に扱う
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