「反対尋問を極める」という魅力的なテーマの講師研修に参加しました。

反対尋問を苦手とする弁護士は非常に多いです。

反対尋問の経験が少ないことも一つの原因ですが、それだけではなく、そもそも反対尋問で何をどう聞いていいのかよくわからないという悩みが多いのも事実です。

ドラマとは異なり、反対尋問をすれば「私が嘘をついていました!すみません!」なんて言ってくれる証人はいないのです。

そういった弁護士達の悩みに応えるために、日弁連としてどのような研修を用意し、講師はどのように反対尋問技術を伝えるかという点がテーマでした。

全国から選りすぐりの刑事弁護人が集まり、反対尋問技術についてああでもない、こうでもないと議論する研修は、本当に刺激的なものでした。

それと同時に、こういった研修に参加すると、弁護人の技術如何で、依頼者の有罪無罪が決まるなぁと毎回本当に実感します。

ご依頼者の利益となれるよう、これからも日々研鑽を積みたいと改めて思った研修でした。

 

ルミナス法律事務所

弁護士 中原潤一

 

刑事事件・少年事件を専門的に扱う
弁護士法人ルミナス法律事務所
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